僕には愛しすぎる彼女 ep.12

「僕にはとても愛しい彼女」第12話 日本語訳&ストーリー by norinori 

セナ:おじさんに会ったのは私にとって本当に夢みたいな話よ

私にこんな事が起きるだなんて想像もできなかったわ

こんなことなら3年前に現れてよ
ヒョンウク:今から3年後に現れるよりもずっと良いだろ?
セナ:そうね

近頃が私の人生で最高に幸せな日々よ

おじさんもそうだと良いんだけど

時々心配になるわ

おじさんに貰う物はすごく多いのに私はしてあげる事が

一つもないから
ヒョンウク:俺はお前に何かしてあげられる事が

すごく幸せだ
セナ:あー今日は姉さんのことをすごく思い出すな

姉さんが生きていたらテレビ局も一緒に行って

おじさんも紹介して

そうしたら本当に喜んだだろうに

話したわよね?姉さんも音楽やってたって

あ さっきテレビ局でソ・ジェヨンPDに会ったけど

うちの姉さんを知ってるんですって

ひょっとしておじさんもうちの姉さんを知ってるの?
インディ・シーンで歌を歌ってたの

名前はユン・ソウン

おじさん?
ヒョンウク:うん?
セナ:私の話し聞いてないでしょ?

そうね おじさんは知らないかも

姉さんは有名じゃなかったから

でも姉さんはおじさんを知ってたかもね

おじさんの曲がすごく売れてたから

二人はセナの家の前の公園に来る
セナ:私はこんなに早く帰らなくても良いんだけど

友達の彼も嫌がるし
ヒョンウク:何日も徹夜で曲作りしてたんじゃないか?

今日は帰って寝て
セナ:一緒にいたいのに

でもなんでそんなに顔色が悪いの?

酔ったかな?
ヒョンウク:目の前で食事してた人があまりに綺麗だったからかな?

誰だったかな?

じゃあな
セナ:ええ 気をつけてね

ヒョンウクはジェヨンに会いに車を走らせる
「さっきテレビ局でソ・ジェヨンPDに会ったけど

うちの姉さんを知ってるんですって」
ジェヨン:めずらしいな

お前が俺の家まで来るなんて
ヒョンウク:どういうつもりだ
ジェヨン:何が?
ヒョンウク:ユン・セナだ
ジェヨン:あー昼にテレビ局に寄ったら偶然あったんだ

あの子ソウンの妹だって?

会う度に似てると思ってたけど

その通りだったな

お前も知ってたんだろ?

お前があの子を特別扱いする意味がわかったよ

よくしてやりたくて当然だ
ヒョンウク:関心持つな

俺にしろセナにしろ これは個人的な問題だ
ジェヨン:関心なんかないさ

気が重いんだよ

俺に言ってりゃ あんな扱いしなかったのに

もし会ったら悪かったと伝えてくれ

話が終わったんなら行ってもいいだろ?

あー寒い

じゃあな

家にいるセナに電話が来る
セナ:どうしたの?
ヒョンウク:会いたくて…
セナ:会いたいなら電話じゃなくて会えば良いじゃない

ちょっと待っててね

セナは外にいるヒョンウクに会う
セナ:いつ来たの?

来たんなら言ってよ

家に行こうとしてたのに 行き違いになったかも

よく顔見ておいて 明日会社で会えないから
ヒョンウクは何も言わずにセナを抱きしめる

AnAの会議
カン理事:いやー

シウ大成功だな

こんなに反応が熱いとは思わなかった
理事1:社長の戦略が当たりましたね
ヒョンウク:この上昇気流に乗りシウのシングル・アルバムを発売しよう

そうシウに伝えて下さい
理事2:それならユン・セナを引き戻したらどうですか?

ふたりは息がぴったりじゃないですか
カン理事:そりゃあ良いな

他の会社に行く前に専属契約を結ぼう
ヒョンウク:その問題は僕がよく考えてみます
カン理事:それでシン理事の休暇はいつまでなんだ?

なんで休んでるんだ

シウは宿舎にいる
スタッフ:うわ!お前のサイトのコメントが2000個にもなった!

「シウの歌を聴いて感動するとは思わなかった」
シウ:今更でもわかったんならいいさ
スタッフ:シウは顔も最高!歌も最高!
シウ:性格も最高なんだけど
スタッフ:曲だけ良かったな
シウ:曲だけ良かったろ…

何だって?
スタッフ:あ、読み間違いだ

「曲が」良かった、だ
シウ:曲がそりゃ良いだろ…

シウの回想
シウ:お前ひょっとして社長を好きなのか?
スタッフ:飯食いに行くのか?

俺は汁物がいいな
シウ:悪い 俺はケーキの気分なんだ

セナに電話が来る
シウ:今何してる?プー太郎

セナ:プー太郎じゃないわ フリーランスよ
シウ:どっちでもいいさ

出て来いよ パーティしないと

セナはシウの宿舎に行く
シウがケーキに火を灯している
シウ:お祝いのパーティだろ

俺のお陰で大成功したんだ
セナ:あー シウのお陰で私が大成功したの?
シウ:曲が良かったと大騒ぎじゃないか

そのうち曲の依頼が殺到するな
セナ:本当にそうかな?
シウ:うーん でもたぶん出来ないよ 他の仕事は

俺とだけ曲作りするから

シングル・アルバム出すんだ

一緒にアルバム作ろう
セナ:…….
シウ:イヤか?
セナ:ううん 嬉しいわ

でも会社が許すかしら?
シウ:許さない訳がないだろ

反応が良いんだから

火を消せよ 俺らの成功を祝いながら

イチニのサン!
セナはケーキの火を吹いて消す
シウ:俺達、今日から始めるか?
セナ:何を?
シウ:バカか?
セナ:…私 他に好きな人がいるの
シウ:俺は今フラレたのか?
セナ:……

シウはセナを家まで送って来る
シウ:うわー なんで俺みたいな奴より他の奴を好きになれるんだ?

あまりに衝撃的で運転もちゃんと出来ないよ
セナ:正直、私はシウとの仕事好きだったわ

でもあんたがいつまでもそんな事言ってると仕事しにくくならない?
シウ:仕事じゃなく他も好きになるかも知れないだろ?
セナ:もう!
シウ:わかったよ とりあえずここまでだ

その代わり今日から他の事は考えずに俺の事だけ考えろ

じゃなきゃ俺にピッタリな曲が作れないだろ?

セナは微笑を浮かべる
シウ:笑うなよ 降ろしたくなくなる
セナ:もう…気をつけてね
セナは車を降りる
シウ:他の人…

ヘユンはヒョンウクの父親に呼び出される
父親:何日も会社を休んでるそうだが辞めるつもりじゃないよな?

前はヒョンウクと上手く行きたいと言ってたのになんで気持ちが変わったんだ?

ヒョンウクに女が出来たのか?
ヘユン:そんなんじゃありません 少し休みたいだけです

旅行や読書や恋愛もしたいし…
父親:お前はAnAの創立メンバーだ

お前がいなくなるなんてあり得ない

俺はお前の父親の友達だ お前は娘も同然だ

何が引っかかるのかはわからないが

お前がこのまま会社を去ったら俺の気持ちはどうだと思う?
セナは家でラーメンを作りながらシウに言われた事を思い出す
ジュホンの彼にセナは仕事の依頼を受けようか悩んでると言う

セナにどこからか仕事の依頼の電話が来る

ヒョンウクにセナから電話が来る
ヒョンウク:ああ
セナ:私とうとう曲の依頼が来たのよ

今打ち合わせを待ってるところなの

すごいでしょ?
ヒョンウク:おめでとう!
セナ:ネックレスが本当に効果があるのね

笑顔でいられる事だけ本当に起きるみたい

あ、誰か来たわ また電話するわね
ヒョンウク:うん

打ち合わせに来た相手はジェヨンだった
ジェヨン:座って
セナ:私に会おうという社長が…
ジェヨン:うん俺だ
セナ:……
ジェヨン:シウの曲良かったよ

俺も感動したよ

だから正式に仕事を頼むんだ

一緒に働かないか?
セナ:私ひとりでは決められないと思います

ヒョンウク社長にも相談しないと
ジェヨン:今AnAの所属じゃないだろ

おれがソ・ジェヨンだからイヤか?

お前がソウンの妹だと知っていたらもっと気にかけてやったのに
セナ:うちの姉さんとはどういう間柄だったんですか?
ジェヨン:かなり親しかったよ

お前に会ってソウンの事を色々思い出したよ

妹の事も話してたし

恋人のせいで沈んでたのも思い出した
セナ:恋人?
ジェヨン:あー 俺がいらない話をしたな

仕事の話で呼んだのに

とりあえずうちの会社と契約…
セナ:もしかしてその恋人も音楽関係者ですか?
ジェヨン:ああ

姉さんはそんな話をしなかったんだな
セナ:はい
ジェヨン:この世界の人なんだが話をするにはちょっとどうかな

その人の私生活に関わるだろ?
ジェヨンはその後以来の仕事の内容について説明する
セナは上の空で座っている

セナは帰宅し家の前でタルボンと散歩中のヒョンウクに会う
ヒョンウク:お、どうした?

さっきは依頼を受けたと浮かれてたのに
セナ:めちゃくちゃ浮かれたわよ
ヒョンウク:どうした 打ち合わせが上手く行かなかったのか?
セナ:そうじゃなくて

会いたいって言って来たのがソ・ジェヨンPDだったの

悪い人だと思ってたし 会う度にイヤな気分で…

でもうちの姉さんと親しかったらしいの

姉さんの恋人だった人も知っているみたい

私、実はその人が誰なのかずっと気になってたんだけど

もう知りたくないわ

その人に会ったら恨みそうだから

おじさんはどう思う?

依頼の内容は気に入ったけれど

やらない方が良いでしょ?

実際聞いてみるのも可笑しいわね

無限動力を引き抜いておじさんを辛い目に遭わせた人なのに

だけどタルボンは散歩に出してもいいの?

風邪引くんじゃない?

服来て来なきゃ

ヒョンウクはソンジンとバーで飲む
ソンジン:この息の詰まりそうな沈黙はなんだ?

なんかあったのか?
ヒョンウク:怖いんだ

セナが俺のせいで傷つくのが

あの子が幸せになり仕事が上手く行ったらいいと思ったんだが

結局俺のせいで全て壊れるかも知れない

俺はセナを守ってやれるだろうか?

ヘユンが久しぶりに出勤する
ヘユン:あなたのために戻って来たんじゃないのよ

イ社長に頼まれたから戻って来たの

会社にとって私がすごく大事な人だから辞めたらダメだって

私にとっては父親みたいな方だから断れなかったわ
ヒョンウク:ありがとう 理由が何であれ
ヘユン:私が戻って嬉しいの?
ヒョンウク:当たり前だろ

会議室に行く度にお前の席が目に入ったのに
ヘユン:仕事が山積みでしょ?

次々にデビューさせる計画ですって?
ヒョンウク:うん今日は徹夜になるだろう
ヘユン:それと社長はあなたの女について気にしてらしたわ

知ってる方が良いと思って

ヒョンウクは父親に会いに行く
父親:会社を作る時にヘユンの父親に助けてもらった

ヘユンを哀しませるな
ヒョンウク:父さんが助けてもらったから僕はヘユンと付き合わないとならないんですか?
父親:お前が付き合ってるは誰だ?
ヒョンウク:父さんが付き合ってるのは誰ですか?
父親:お前が考えるような仲じゃない

俺のせいで人生が潰れて悪いと思って見守ってるんだ

父親に言えないような子なら

会わなくてもわかる

別れろ

義母はカン理事に会う
義母は夫がなんの好奇心もなく長い間女の面倒をみているなんて理解できない

彼女は練習生で2年ここにいたらしいの…
カン理事は女を調べに行く

するとそれは昔の練習生ヒュンジュだった

シウの宿舎に来た母親
シウは頼まれたサインをして上げる
母親:近頃すごく嬉しいの

この間の曲が本当に良かったわ
シウ:母さん 女の人が俺を好きじゃないことなんてあるかな?
シウ母親:嫌いなはずがないじゃない
シウ:そうだろ?嫌いなはずないよな?
シウ母親:お前好きな人ができたのね?
シウ:バレたか?

セナが家にいると誰かが来る
シウ:配達サービスです
シウは帽子を取り顔を見せる
セナ:あんたどうしたの?
シウ:契約書を配達しに来た
セナ:何の契約書?
シウ:「私ユン・セナはシウと一緒に曲を作ります」

判を押して
セナ:契約書がなんでこんなに適当なの?

条件が無いじゃない

お金はいくらとか期間がどれ位とか
シウ:ここに書いてある事以外は全部お前の望むように
シウ:ほら押せ
シウは口紅を出す
セナ:それ何よ
シウ:朱印だ
シウはセナの指で判を押す
シウ:さあこれで俺と契約成立か?

これは化粧に使えよ
セナ:いらないわ
シウ:じゃあ再契約する時にまた使うとか
セナ:ちょっと考えてみるわ
シウ:入って一緒に考えようか?
セナ:ダメよ 入ったら
シウ:ひとりなのか?

緊張してるんだな
じゃあな

ジェヨンはソンジンを呼び出す
ジェヨン:うちの会社のボーカルトレーニングをして欲しいと頼む
ソンジン:ヒョンウクと仕事をしてる内はお前と仕事はできないよ

お前のせいでヒョンウクは本当に大変だったんだかぞ

お前がソウンとヒョンウクの中を裂いただろ

浮気してるとか変な噂を流すから
ジェヨン:俺が育ててる子を横取りしたのはヒョンウクだぞ!
そこへセナから電話が来る
セナは仕事は断ると言うがジェヨンはそんな話は直接会って話そうと言う
ジェヨン:姉さんが働いていたバーに行ってみたくないか?

そこで会って契約の話や姉さんの話をしようかと思ってたんだけど

お前に会ってから俺もソウンの事を思い出して

そこには色々と思い出があるから
セナ:そこはどこですか?

……はい
ジェヨン:じゃあな 俺もすぐ出るよ
ソンジン:今誰と話してたんだ?
ジェヨン:あー ユン・セナだ
ソンジン:それでソウンの話は何だ?
ジェヨン:知らなかったのか?

あの子がソウンの妹だって事を?

ヒョンウクに電話が来る
ヒョンウク:ああ
ソンジン:今ジェヨンに会ったんだけど

ジェヨンがあの事を知ってたんだけどどうなってるんだ?
ヒョンウク:あの事?
ソンジン:セナがソウンの妹だって事!
ヒョンウク:あいつがお前にそんな話をしたのか?
ソンジン:ああ 俺の目の前で電話してたんだぞ

ソウンが昔働いていたバーで会う事にしたみたいだ

俺はジェヨンがどこまで知ってるのか分からないからそれ以上聞けなかったよ
ヒョンウク:分かった とりあえず切るぞ
ヒョンウクは直ぐにセナに電話をするがセナは出ない
ヒョンウクは直ぐに車で追う
何回電話してもセナは出ない

先にバーに着いたジェヨンは昔の写真を見つける

セナがバーに入る所にヒョンウクが到着する
セナ:おじさん
ヒョンウク:なんで電話に出ないんだ?
セナ:電話したの?
ヒョンウク:俺と行くところがあるんだ
ヒョンウクは強引にセナの腕を掴む
セナ:私、約束があるんだけど

どこ行くの?

車の中のセナ
セナ:電話すごく何回もかけたのね

何かあったの?

だけど私がここに来るのがどうしてわかったの?

GPS付けたとか?

じゃなきゃ後を付いて来たの?
ヒョンウク:ソ・ジェヨンに会いに行ったんじゃないのか?
セナにジェヨンから電話が来る
ヒョンウク:出るな
セナ:契約しようと会うわけじゃないわ

もう断ったんだけど他に話しがあるって言うもんだから
ヒョンウク:会わない方が良いさ
セナ:わかったわ

会わなければいいわね

それで私達どこに行くの?
ヒョンウク:どこでも

海辺に車を止めるヒョンウク
セナ:これは何だろ?

サプライズ・イベントかな?
ヒョンウク:うんそうだ サプライズだ
セナ:それで車の中にだけいるの?

海辺を歩く二人
セナ:サプライズにしては弱いけど?

急に私を海へ落とすとかじゃない?

じゃなきゃ砂浜に何か隠しておいて

探す私をバカにするとか?

一緒に海に来て嬉しいけど ちょっと寒いわ
ヒョンウクは自分のコートをかけてあげる
セナ:今日おじさん変よ
ヒョンウク:ユン・セナ

もしも俺がお前の知っている姿じゃなくても

俺を愛せるか?
セナは頷く
ヒョンウク:俺が悪い奴でも?
セナ:そんなはずがないじゃない
ヒョンウク:もしも俺がどっか遠くに行くと言ったら

お前も一緒に行けるか?
セナ:おじさんは?

私がどこかに知らない所に行ったら

私を探してくれる?
ヒョンウク:もちろん!
セナ:私もよ
ヒョンウクはセナを優しく抱く

ヒョンウクは再びジェヨンに会いに行く
ジェヨン:近頃よく会うな
ヒョンウク:セナに関心はないんだろ?

そう言いながらなんで関わるんだ?
ジェヨン:あの子に会うのにお前の許可がいるのか?

なんで?

お前はセナと何かあるのか?

まさか!それはないよな?

あんなに愛してたソウンの妹なんだ

お前何しようって言うんだ?

心配するな

お前があの子の姉さんをあんな風にしたとは言わないさ
ヒョンウク:ソ・ジェヨン!

俺に対して少しの良心や罪悪感はないのか?
ジェヨン:良心や罪悪感?

それは俺よりお前が持つべきだろ?
ジェヨン:セナを手助けしたいだと?

笑わせるな

今セナを一番危険にさらしてるのは俺じゃなくお前だ

守りたいんだろ?

ならセナを手放さないと

俺んとこに来るんじゃなくて!!

早く決断を下したほうがいい

お前がこのままだったらいつ俺の気が変わるか分からないぞ

ソウンの妹がお前に騙されてるのはこれ以上見てられない

ジュホンと彼はセナが遅いから今日は帰って来ないのかもと話す

そこへセナが帰って来る

セナは海辺でのヒョンウクの言葉を反芻する
ヒョンウク:もしも俺がどっか遠くに行ったら

お前も一緒に行けるか?
セナ:おじさんは?
セナはギターに話しかける
セナ:姉さん 私ずっと一緒にいたい人ができたの

姉さんも喜んでくれる?

ヒョンウクはソウンの遺品の入った箱を取り出す
ヒョンウク:ごめんよ

俺の選択が間違ってないことを願うよ

AnAの会議
シウのプロデューサーを誰にするか

新グループも良い仕上がりだな 

中国の反応も良い

ヒョンウクは新しいグループの仕上がりをチェックする
ヒョンウク:中国と韓国の同時デビューだ

中国のエージェンシーに連絡して

ヒョンウクを追ってヘユンも部屋を出る
ヘユン:近頃無理し過ぎじゃない?

ひとりで全部の仕事をしてるみたい
ヒョンウク:事態の収拾をすると言ったろ?
ヒョンウクに電話がかかってくる
ヒョンウク:ごめん

ハロー
ヒョンウク:オーケー 推薦書は送りました

オーディションと面接の日が決まったら連絡を下さい

それからキャンパスの側にすぐ入居できる3ベッドルームの家が必要です

ありがとう

社長室にシウが来る
シウ:プロデューサーを選べと言われたとか

リストを作る必要なかったのに

俺はセナと契約したんだ

シングル・アルバムを一緒に作ると
ヒョンウク:セナはできないだろう

AnAが推薦する他の作曲家に会ってみろ
シウ:なんでセナじゃダメなんだ?
ヒョンウク:ダメなんじゃなく出来ないんだ

個人的事情で
シウ:俺にそんな話はしなかったけど
ヒョンウク:お前に敢えて言う必要もないんだろ
シウ:だけど社長は知っている…

前からすごく気になってたんだけど

ふたりの関係は何なんだ?
ヒョンウク:本当に返事を聞きたいか?
シウ:もういいよ

その返事はセナに聞けばいいから

セナを呼び出したシウ
シウ:あり得ない話を聞いたんだ

お前、俺と曲作れないのか?
セナ:ごめん

私から話そうと思ってたのに
シウ:何でできないんだ?

契約書を書いて判も押したろ?
セナ:留学行く事にしたの
シウ:留学?

いきなり留学って何だ?
セナ:急に決まったの
シウ:ダメだよ行ったら

俺はお前がいらないならシングル・アルバムは出さないよ
セナ:私じゃなくても良い作曲家は多いじゃない
シウ:俺にとって一番良い作曲家はお前なんだ
セナ:やっとわかった?
シウはセナを引き寄せ抱きしめる
シウ:お前はどこにも行けない

俺が行かせないよ
セナ:二度と会えない訳でもないのにどうしたの

ヒョンウクは家で引越しの荷造りをする
ヒョンウク:タルボン

検疫が終わったらまた会えるからお利口にしてろよ

お前の荷物は俺が先に持って行くよ

セナはジュホン達と別れを惜しむ
ジュホン達:セナがいなくなったら寂しい

でも他でもないアメリカのバークレー音楽院にケミナムと一緒に行くんだろ?

すごいな

お前と一緒に行くために会社も辞めなきゃならないんだから

セナはヒョンウクの家に行く
セナ:荷造りの手伝いに来たんだけど
ヒョンウク:お前は全部片付けたのか?
セナ:私は片付ける物ほとんどないから

カバン一つでおしまい!
ヒョンウク:心配じゃないか?
セナ:心配じゃないわけないわ

飛行機も外国に行くのも初めてなのに
ヒョンウク:お俺にピッタリくっ付いてろ

飯食ったか?
セナ:まだよ 一緒に食べようと思って我慢してたの
ヒョンウク:もう少し待て

これを片付けたら出掛けよう
セナ:タルボンはもう預けたの?
ヒョンウク:うん ソンジンが検疫終わるまで面倒みてくれる
セナはタルボンの子犬の時の写真を見つける
セナ:これタルボンなの?
ヒョンウク:うん
セナ:本当に可愛いわ
セナは何かを発見する
セナ:…この襟巻きはどうしたの?
ヒョンウク:ああすごく寒くて巻いてやったんだ

セナの回想
セナの姉:編み物初めてしたの
セナ:ちょっとヘタでしょ?
姉:でも世界で一つの襟巻きじゃない
セナは自分の髪留めを襟巻きに付けてあげる
セナ:セナのよ

写真のタルボンはその襟巻きと髪留めをしているように見える
ヒョンウク:どうした?

そんなに可愛いか?

じっと見つめるくらい?
セナ:…ええ

セナは帰っても写真の襟巻きが忘れられない
セナ:だけどおじさん
ヒョンウク:うん?
セナ:この襟巻きは誰が編んであげたの?
ヒョンウク:さあちゃんと思い出せないけど?
セナ:昔私が編んだ襟巻きと似てるから
ヒョンウク:……
セナ:ううん 襟巻きはみんなこんなでしょ

さあ何を食べに行く?

社長室に来たヘユンは机の上の書類を見つける
「航空券予約確認書

ソウル→ボストン

イ・ヒョンウク/ユン・セナ」
ヘユン:これは何?

ふたりはまさか外国に行くの?

急に決めた理由は何?

全部上手く行ってるじゃない?

会社もセナも…

何の問題もないじゃない
ヒョンウク:問題が起こったんだ
ヘユン:どういうこと?
ヒョンウク:ジェヨンが勘付いた

これ以外の方法が思い当たらない

無責任に見えるのはわかってる

でも父さんはもうすぐ復帰するしお前もいるだろ

父さんには出発まで秘密にしておいてくれ

ヘユンはジェヨンに会いに来る
ヘユン:ヒョンウクさんに何したのよ?

私が頼んだじゃない

私の間違いだから何もしないでって!
ジェヨン:お前に聞いたとは言わなかったさ

それなら良いだろ?

でも誰かはあのふたりを止めなきゃならないだろ?
ヘユン:それをなんで先輩が気にするの?

なんの資格があるって言うの?
ジェヨン:じゃあお前はふたりの応援でもするつもりか?

正直に言えよ

お前も内心俺がセナに言うのを期待してたんじゃないのか?

そうすればヒョンウクはお前のとこに戻るかも知れないと

最初からセナに全部バラせば良かった、そうだろ?

ヒョンウクのせいでソウンが死んだってことまで!!
ヘユンはジェヨンの顔を引っぱたく
ヘユン:何年間もヒョンウクさんがどこにいるかも分からなかった

もう一度戻って来た時どんなに嬉しかったか!

それが私のためじゃなくても

好きになったのが私じゃなくても

心を決めたのよ

側にいるだけで充分だって

なのになんで先輩のせいでどこかに行かなきゃならないの?

もう二度と会う事はないわ

今まで我慢してたのはヒョンウクさんの友達だったからよ

出発のヒョンウクは父親に会いに行く
ヒョンウク:新グループのショーケースを決めたから必ず来て下さい

近頃会社の事に関心があるようだから安心しました

仕事に復帰して下さい
義母には父さんの事を宜しくと頼む

セナはタルボンの写真の疑念を拭えない
ポケットからジェヨンの名刺を出して眺める
ジェヨン:お前に会ってソウンの事を色々思い出したよ

妹の事も話してたし

恋人のせいで沈んでたのも思い出した
セナ:恋人?

もしかしてその恋人も音楽関係者ですか?
ジェヨン:ああ

ジュホン達と別れの挨拶をする

セナにジェヨンから電話が来る
ジェヨン:この間はどうしたんだ?
セナ:すみません

事情があって行けませんでした
ジェヨン:残念だな

バーに行ったら姉さんの写真も沢山あったのに

見たらお前も嬉しかったんじゃないか?

もし気になる事があれば一度行ってみろ

姉さんにあいさつしに

それもいいだろ?

タクシーに乗るセナにヒョンウクから電話が来る
ヒョンウク:ああ家の前に着いたよ 下りて来いよ
セナ:私、空港に直接行くわ

ちょっと寄る所があって
ヒョンウク:どこだ?
セナ:最後にあいさつしたい人がいるの

すぐに行くから空港で会いましょ

セナはソウンの働いていたバーに来る
ソウンの写真を見つけるとその横には……
ヒョンウクが写っていた…

ヒョンウクとのこれまでの事が走馬灯のようによぎる

弁当の配達をして会ったヒョンウク
ヒョンウク:わあーこんな偶然があるのか?

なんと引越して 弁当を頼んだら

知ってる人じゃないか!

近所で会ったヒョンウク
ヒョンウク:あ!元気?

近所だからよく会うなー

トラックから助けてくれたヒョンウク
セナ:なぜ私に構ったの?

他人の事に首を突っ込むからケガまでしたのよ
ヒョンウク:他人だと思ってないから
弁当屋をクビになった時に尋ねたヒョンウク
ヒョンウク:おい、バイトするか?

ペットシッター探してたんだ

ジェヨンに酷い事を言われ田舎に帰ろうとしたセナを止めたヒョンウク
ヒョンウク:お前をどうにかしようと思ってる

お前から2000万の元を取るまで

セナの曲を聴き応援してくれたヒョンウク
ヒョンウク:お前は特別だ

少なくとも俺には

レストランでソウンの話が出た時のヒョンウク
セナ:ひょっとしておじさんもうちの姉さんを知ってるの?

タルボンを公園に連れて行った時
ヘユン:好きな人がいたのよ

その人が死んだ後まだ傷が癒えてなくて

練習室でソウンの曲を歌っていた時
ヘユン:その歌をなぜ知ってるの?
セナ:姉さんの曲だからよ
ヘユン:セナさんのお姉さんはまさか…

セナがヒョンウクにキスした時
ヒョンウク:だけどここまでだ

これ以上はダメだ
セナ:なぜ?
ヒョンウク:お前がユン・セナだから…
バーで写真を見ているセナにヒョンウクから電話が来る
空港でセナを待つヒョンウク
セナはヒョンウクの電話に出ずに写真を見つめている

第12話 終

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