「帰って来て、おじさん」第10話 日本語全訳

「帰って来て、おじさん」第10話 日本語全訳 by norinori

ダヘ:うちの人が何て言ったにしろ

やっと気持ちを整理した私たちを

振り回さないで下さい

あなたには一時の厚意でも

私たちには これが生活です

ヨンスさんなしに生きて行くしかないんです

ヘジュン:彼の場所を誰が埋めるんですか?

ダヘ:それはあなたには関係ない…

ヘジュン:僕ではだめかな?

僕があなたを好きになっちゃ

ダヘ:ヨンスさんがこう言って笑わせろと?

ヘジュン:君に会うずっと前から

好きだった気がします

ダヘ:なぜ私を好きなの?

ヘジュン:僕もその理由を探している

なぜ僕が君を嫌いになれないか

ダヘ:家族のように扱ってと言ったでしょう?

店長は私を好きなんじゃなくて

ただそばにいてくれる人が必要なんですよ

ダヘ:私もそんな時がありました

ヘジュン:誰かが必要だった

ダヘ:ええ

だからですよ

私を好きなんじゃなく

ヘジュン:じゃあこうしよう

僕の錯覚なのか

君の錯覚なのか

一度付き合ってみよう

僕は思ってるよりもずっといい奴です

僕に夢中にならないように気をつけて

ダヘ:ええ

気を付けます

おばさん お会計お願いします

鶏の足を包んで下さい

ヘジュン:うんと気を付けないとな

ー帰って来て、おじさん 第10話ー

(帰り道)

ダヘ:若くて可愛い子はいっぱいいるのに

なぜ私なの?

遊びに付き合う暇はないわ

ヘジュン:僕も時間ないよ

ダヘ:ふざけないで

あなたはタイプじゃないわ

ヘジュン:僕のどこが?

どんな奴が好きなんだ?

キム・ヨンス?

あれよりは今の僕がずっと良くないかい?

ダヘ:あなたには手に負えないわ

私みたいな女

調子に乗らないで

ヘジュン:君のどこが?

ダヘ:知ったら怪我しますよ

ヘジュン:知りたいな

ダヘ:教えないー

ヘジュン:酒飲ませて言わせないと

ヨンスも知らないだろうな

君の本当の姿

そんなに君に無関心だった?

ダヘ:私の知る中で 一番配慮のある人だったわ

彼は人の過去を聞いたり

傷つけたり 絶対しなかった

それが良くて結婚したんだけど

時にはそれが鈍感に感じて

深い話ができなかった

夫婦だからできる話ってあるでしょ?

ヘジュン:最初からまた始めよう

はじめまして

僕の名前はイ・ヘジュンです

あなたの名前は?

ダヘ:シン・ダヘよ

ヘジュン:好きな食べ物は鶏の足?

ダヘ:やめて

ヘジュン:痛いな!

どこ行くの?

(ダヘの家)

ヘジュン:ーありがとう

友達に優しくしてくれて

ダヘ:あれ?

私の靴は?

ヘジュン:靴どこ行ったかな?

ダヘ:ちょっと!

ヘジュン:スリッパで出勤するつもり?

シンさん

(ギタクの家)

イヨン:そのバック いい加減捨てたら?

貸して

なんてオヤジ臭いの?

ホンナン:オヤジ臭いなんて

イヨン:これ使いなさい

ホンナン:これ何?

バック

プレゼント?

イヨン:大したことないわ

泣いてるの?

ホンナン:あー

こんなタイミングで恥ずかしい

プレゼントもらうって こんな気分なのね

イヨン:そんなに嬉しい?

ホンナン:体から一時も離さない!

イヨン:そうね よく言ったわ

こっちに来て

お年頃なのに

私があなたの頃には ヘアも素敵に

こんな恰好はせず

春じゃない

ピンクで可愛くしなさいよ

ホンナン:これはどう塗るの?

せっかちだな

あら? いいわね

スンジェ:会長 危篤

(病院)

ホンナン:スンジェ!

ソクチョル:おや かわい子ちゃん

何の用だ?

ホンナン:ソクチョル あんた!

スンジェ:なぜここに?

ソクチョル:なんでスンジェが緊張するんだ?

ホンナン:やめて!

ソクチョル:お前 何者だ?

ホンナン:私はハン・ギタクの

スンジェ:だめだ!

ホンナン:ギタクの

妹よ

ソクチョル:ギタクの妹がなんで現れたんだ?

ホンナン:あんたの組もお金が欲しいんでしょ?

ホンナン:私はお金を探しに来たの

そこの会長が組から横領した金を

ギタクに預けたの

それを探しに来たのよ

ソクチョル:あの金どこ行ったと思ったが

やはりギタクだったのか

ホンナン:そうよ

私に協力してくれれば

その半分あげるわ

ソクチョル:協力?

ホンナン:私の兄さんと

家族をめちゃくちゃにしたイヨンと

その上にいる奴を引きずり下して

ボコボコにしてやるわ

ソクチョル:おやおや 怖いな

お前らがそんなことして

チャ社長が黙ってるかな?

ホンナン:ジェグクの相手は別にいるわ

ヘジュンよ

あいつがヤキ入れてくれるわ

どっちに立つかは あんた次第よ

そうだ

そのキズが

イヨンのせいだって

チャ社長は知ってるのかしら?

スンジェ:ギタクの復讐か

ギタクはいい妹を持ったな

ホンナン:まあね

ソクチョル:俺は一度噛みついたら離さない

狂犬だ

知っておけ

ホンナン:よくわかってるわ

(道端)

ソクチョル:スンジェ

やっぱり俺は人を見る目がある

そうだよな

ギタクを裏切るはずがない

お前はそういう奴だ

おい

お前あの子 好きだろ?

あのアマが金を探し出したら

俺のところに持って来い

かわい子ちゃんの顔を

こんなにしたくなかったらな

わかったか

お疲れ

(車の中)

ソクチョル:ギタクの妹にしろ

ヘジュンにしろ

二人がジェグクを倒すのを

俺は見物してればいい

楽しくて

たまらない

兄貴

イヨンへのオファーの電話がひっきりなしです

ソクチョル:繋げろ

それから記者を呼べ

両方がやり合うなら

イヨンは持ちこたえてもらわないと

(デパート)

ダヘ:何するんですか?

私が持ちます

ヘジュン:腰は大丈夫?

ダヘ:何言ってるんですか

会社では知らないふりして下さい

ヘジュン:そんなら 知らないふりさせてくれなきゃ

あなたが一人で重い物を持って

力が強いのは知ってるけど

そのままだと もっと腰が悪くなるよ

ダヘ:誰のせいよ

ヘジュン:じゃあ 僕が責任取ればいいんだな

ダヘ:勝手なこと言って

ヘジュン:そうだ

ダヘ:なに?

ヘジュン:今日会うの 忘れてないよな?

デート

ダヘ:また叩かれたいの?

どいて下さい

ヘジュン:俺から呼ぼうと思っていた

ちょうどいい

(売り場)

社員の休憩室を見れば デパートのレベルがわかると言う

彼らを大事にすれば 会社のために働いてくれる

それが俺の哲学だ

ジフン:そんな哲学をお持ちとは 知りませんでした

ヘジュン:まともな休憩室を作れ

運動できる所と 仮眠室も

ちゃんと書いてるか?

マッサージ・チェアーも何台か置き

どんなに苦労したか

昨日見たら腰がこんなに細く

片手に収まったんだ

ジフン:何のことですか?

ヘジュン:これ 付けて来てくれ

ジフン:何ですか?

ヘジュン:昨日買った靴の ポイント

あの靴

誰が買ってあげたのか

目が高いな

ジフン:そんな暇はないと思いますが

会社が社員を大事にする事より

まず店長が彼らを人間らしく扱うべきなのでは?

ヘジュン:チョン・ジフン、お前

何をした?

ジフン:あなたがした事でしょう

ヘジュン:なんだと?

ジフン:これでみんな

社長の本性がわかったでしょう

ネットの記事 見た?

店長が

私たち全員クビにしろって

え?

女連れてショッピングしたり

私たちには 楽しめとか言って

後ろから殴るわけ?

(社長室)

チャ社長:経費削減のあとに50%人員削減

正社員を非正社員に

売上げに 興味がなかった訳がわかった

ヘジュン:これを僕が送ったと?

チャ社長:どうせ売上げアップはもう無理だ

自分の手で人員削減でもしろ

ヘジュン:笑わせるな

するはずないだろ

チャ社長:メンツが大事だろう?

デパートは俺が高く売ってやるよ

ヘジュン:だめだ

売れないさ

なぜかって?

俺が二束三文にしてやる

チャ社長:俺の邪魔をするな

ヘジュン:だめだ

働かないつもりだったのに

妨害するために

(トイレ)

ヘジュン:なんでこんな姿にしたんだ?

ほんとやってられないよ

マヤ:それは私のセリフ

ヘジュンはデータと数字で判断する人よ

このデパートに対するヨンスさんの愛情なんて

全く知らないわ

ヘジュン:俺が

働きに来たのかって言うんだ

潰れても知った事か

(売り場)

ヘジュン:シンさん

そんな目で見て

僕を疑ってるのか?

またエレベーター乗って話す?

ダヘ:社員をクビにするって話

ヘジュン:そうなんだ

ダヘ:そうなの?

ヘジュン:そうだが違う

ヘジュンがやった事だが 俺がやったことじゃない

ダヘ:え?

ヘジュン:その時の俺と 今の俺は違うんだ

とにかくクビにはしない

俺がいる限り

ダヘ:そう言うと思ったわ

ヘジュン:俺を信じていた?

もう夢中になり始めたな

(ギタクの家)

ホンナン:図体はデカいのに

私はこんなザマを見に来たの?

スンジェ:お前こそ気でも違ったのか?

妹だとバラして

ホンナン:言ったでしょ

何かあったら私が妹だと言えって

スンジェ:そんなことできるか!

ソクチョル:あのアマが金を探し出したら

俺のところに持って来い

かわい子ちゃんの顔を

こんなにしたくなかったら

わかったか?

スンジェ:その金の場所を

本当に知ってるのか?

ホンナン:知ってたらとっくに行ってるわよ

ギタク:お前がやられるのを見てられない

スンジェ

ホンナン:私には時間がないの

どう

一緒にやる?

スンジェ:復讐?

ホンナン:ちょっと!

復讐なんて気楽に言わないで!

マヤ:復讐はダメ

ホンナン:ギタクの無念を晴らすため

ジェグクを倒して

イヨンを再起させ

会長の意識を戻すこと

スンジェもまた 法を守って生きること

スンジェ:ああ

マヤ:なんて素敵なのかしら?

イヨン:あんた達

二人でまあ

こうなると思ったわ

もう彼女を捕まえたのね

この子 手に負えないでしょ?

だめだ遅れるわ

撮影現場に行きましょう

(デパート)

ジフン:ダヘさん

店長と何を話したんです?

腰? 靴?

先輩の事件のことで感謝するのはわかるけど

なぜスキを見せるんだ?

ダヘ:居候してるんです

店長が家に

ジフン:は? 親戚でもないのに

なぜですか?

ダヘ:なら親戚でもない部長に何か関係ありますか?

ジフン:ダヘさん だから

彼がどんな人か知って,…

ダヘ:どんな人ですか?

ジフン:人員削減のために来た人ですよ

血も涙もない

ダヘ:少なくとも部長よりは

私の方が店長を知っていると思います

(エレベーターの前)

ヘジュン:アーアー

店長ですが

暑いのでエアコンを下げて

1度か2度

音楽のボリュームも上げて

ジフン:何しているんですか?

ヘジュン:社員の福祉だ

ジフン:ふざけないで下さい

彼女に関心持たないで

ヘジュン:君はよくて僕はだめなのか?

誰が見ても僕の方が良いのに?

ジフン:わかってないですね

ヘジュン:ぶつけるか?

クソ

殴ってやりたい

思い切り

(アナウンス)

ヘジュン:アーアー 先進の社員の皆様

店長のイ・ヘジュンです

休憩中の方は屋上にお集まり下さい

(屋上)

ヘジュン:さあ 店長である僕が

皆さんのストレス解消のために この身を捧げます

日頃のうっぷんを吹き飛ばしましょう

最初の選手は

チョン・ジフン部長

お前の負けだ

チョコ腹筋頼んだぞ

上下は気にせずフェアプレーで

これは試合ですから

ジフン:それなら遠慮なく

ダヘさんをからかわないで下さい

ヘジュン:本気なら?

ジフン:本気で好きだと言うんですか?

ヘジュン:裏切った昔の彼よりマシだろ

ジフン:俺は彼女が望むことをしてやれる

ヘジュン:それは何だ?

ジフン:見ていろ

あなたは彼女のことを何もわかってない

店長!店長!

ヘジュン:ああ 今から知るつもりさ

マヤさん 時間を止めて!

ハハ!この位食らわないとな!

ストレス発散できたでしょ?

僕は大丈夫ですよ

さあ次

次の選手は?

マヤさん

助けて

(撮影現場)

スンジェ:社長からです

イヨン:撮影現場にまで

ヨンチャン:おじさん これ誰?

スンジェ:兄貴の写真だ

弟?

イヨン:ヨンチャン

パパの言うことを聞いてね?

ヨンチャン:うん ママまたね

イヨン:ええ 乗って

ー親権変更 裁判請求書ー

請求原因

経済的無能、アルコール中毒による不安障害

ホンナン:どうして欲しい?

追いかけてヨンチャンを奪って来る?

じゃなきゃ奴の横っ面をぶん殴る?

イヨン:ほんとに?

ホンナン:本当よ

だから陰で泣くのはもうやめて

イヨン:こんなのは無視するのが一番

やましい所はないんだもの

気にしない

行きましょう 撮影が始まるわ

ホンナン:こんにちは

これどうぞ ソン・イヨンを宜しくお願いします

こんにちは

ソン・イヨンを…

端役はあっちで待ってろ

ホンナン:何時間待たせるのよ

端役には食事もなし

人を差別するわけ?

何よ?どうしたの?

さっきから目つきが悪い

芸能人志望ですか?

私たちは早朝から10時間いるけど

主役が4時間遅刻したから まだ待っているの

ホンナン:ジュヨンみたいな女がいるの?

お姉さんも芸能人志望?

ホンナン:皆、この人が芸能人よ

女優のソン・イヨンさん

誰?

ホンナン:あなた95年は何してた?

99年生まれです

ホンナン:そっか

気をつけてよ!

大丈夫?

今日の撮影は中止になったんで

帰っていいよ

ホンナン:何時間待たせたと思ってるの!

イヨン:いいわよ

どうする?

ホンナン:なに

どうかしたの?

一ヶ月分のバイトをくれると言ってたのに

おじさんがまともに演技もしてないから やらないって

今日も撮影ないからナシって

ホンナン:なんだって?

正義に反する事に黙ってちゃ このハン・ギ…

イヨン:どこにいるの その人

イヨン:それ喉を通ってる?

こんにちは

イヨン:こんにちはじゃないわ

アルバイトをこき使って

自分は座ってご飯食べて

最近 言い方キツくなっちゃう

ホンナン:ちょっと あんた

仕事させたら

お金をくれて当たり前でしょ?

私の論理が間違ってる?

今 お金がなくて

来月に金ができたら

ホンナン:ブランド品は買えるのに

アルバイト代はないわけ?

イヨン:労働省ですか?

善良なアルバイトを搾取する

悪徳な雇用者がいるんです

見ていられなくて

あ~ 効果なしね

社長?イヨンだけど

エキストラ仲介のアジェ企画って知ってる?

あそこはだめよ 使わないで

私が誰か知ってるわよね?

ホンナン:あー 記者さん

アルバイトを食い物にする雇用者を取材したいんでしょ?

ここにいるわよ

金 出します!

ホンナン:最初からそう言わなきゃ

(VIPラウンジ)

ーVIPラウンジは営業時間を終了しましたー

ダヘ:失礼します

ファッション事業部の手伝いに来ました

ヘジュン:座って

僕が呼んだんだ

ダヘ:こんな事やめて下さい

私は生活がかかってるんです

ヘジュン:とりあえず座ってお茶しよう

クッキーもある

ダヘ:デートの申し込みなら他でするとか

ヘジュン:これはデートじゃないよ?

ダヘ:あー 違うんですか

ヘジュン:ラウンジのデザートのテイスティングだ

ダヘ:だからデートと どう違うって言うの

何するんですか?

ヘジュン:シンさん

仕事だと言ったでしょ?

顧客の立場でサービスを受けてみないと

座って

ダヘ:やっぱりだめです

自分でやります

ヘジュン:じっとして

ダヘさんはこのデパートになぜ残っているんですか?

他にも働く場所はあるだろうに

うんざりしない?

ダヘ:うんざりしますよ

足が痛いのも 少ない給料も お客さんも

噂好きな女の人達も

殴ってやりたいと 一日に何度も思うけど

彼が一生を捧げたこのデパートに

何があるのか わかってあげなきゃと

私は

辛いけれど ここ以外に彼の思い出がないんです

ヨンス:上に上がります

ヘジュン:今日 腹の立つ話を聞きました

僕はシン・ダヘという人について

何もわかってないんだな

あなたが何を望むのか

何が必要なのか

全部知りたいけど

すぐには難しいでしょう

でも一つわかった

僕が守ってあげるよ

君がここにいたいと言うから

守ってあげよう

このデパートを

(チャ社長の部屋)

チャ社長:ヨンチャン

ママから なぜ連絡来ないんだ?

やっと来た

あーそうだ

渡した物を見たか?

イヨン:ヨンチャンに変わって

うん ご飯は食べた?

ママも食べて お仕事頑張ってるわ

ママね お仕事が忙しくて

お迎えに行くのは何日かかかりそうなの

それまでパパとおじいちゃんと遊んでいられる?

いい子ね

ヨンチャン:わかったよ

チャ社長:なんだ 切れたのか?

ママ切ったのか?

ヨンチャン:うん

パパと遊んでろって

(フィットネスクラブ)

ヘジュン:そうだ!

ジェグクをやっつけ

デパートを再生し

ホンナン:奴を倒して

イヨンを再起させる!

ただじゃおかないぞ

ヘジュン:ジェグク

やめろ

ホンナン:ファイト!

皆 ぶっつぶすぞ

行こう!ファイト!

ヘジュン:おい!

(ダヘの家)

ヘジュン:今日は夜勤だから 弁当を持って来て

ダヘ:買って食べればいいのに

シール貼り終わるまでよ

(店長室9

ヘジュン:来たか?

ダヘ:お弁当持って来たわ

ヘジュン:ここに置いて行って

ホンナン:あ、ダヘさん 来ました?

ダヘ:ふたり一緒とは知らず

お弁当を一つしか持って来なかったわ

ホンナン:大丈夫ですよ

一緒に食べればいいから

ありがとう

ダヘ:ではお疲れ様です

ヘジュン:サンキュー

(エレベーター)

ダヘ:何ですか?

ヘジュン:なんでそれ持って行くんだ?

ダヘ:何でもないわ

ヘジュン:何だよ?

ちょうだい

ダヘ:何でもないわ

ヘジュン:くれって

ありがとう

必要だと思ってたんだ

ダヘ:ええ じゃあ

お疲れ様です

ヘジュン:その顔どうしたの?

真っ赤だぞ

ダヘ:赤くないけど

ヘジュン:もう更年期か?

ダヘ:なんですって?

ヘジュン:あ~

じゃなきゃ嫉妬?

ダヘ:あきれた

もう行って 私も忙しいの

ヘジュン:行こう

入り口まで送ろう

(デパート入り口)

ダヘ:タクシー来ないわね

ヘジュン:これ食べる?

食べると 体からイチゴの匂いがするんだ

ダヘ:本当?

ヘジュン:どう 匂いがするでしょ?

ダヘ:しないけど?

ヘジュン:するけど? どれ

ダヘ:します?

ヘジュン:うん

ダヘ:なにするんです

ヘジュン:うん 車が来た

僕の車に乗って行って

ダヘ:ありがとう

(ダヘの家)

ダヘ:私ったら

シールもらうのに必死ね

(店長室)

ヘジュン:うちの奥さんはこの程度は楽勝さ

ご馳走だって2時間あれば十分なんだ

ホンナン:味も最高だ

ヘジュン:何してるんだ 返せ

ホンナン:ほんとに ケチだな

だけどいいの?

奥さんと一緒にいても足りない 大事な時間なのに

ヘジュン:今回は守りたいんだ

あの時守れなかった約束を

父さん、ハンナ、ダヘとの約束を

果たしてから行くよ

ヘジュン:もう半分も過ぎたのか

俺はまたここで 夜勤していて

クソ

ホンナン:私もここで何やってるのかと思う

ヘジュン:どうしたの?

ホンナン:イヨンを再起させたくて

どん底まで落ちた彼女の人生を見てるじゃない

私が彼女をこんな目に遭わせたのよ

ヘジュン:10年前の話?

ホンナン:ヤクザにどっぷりな人生に嫌気がさし

死にたいと思っていた

そこにイヨンが現れたの

見つめることすらできない 高い所にいた彼女が

どこでもいいから連れて行ってと

あの時

消えかけた灯が

燃え上がる気分だった

そうだ逃げよう

お前さえいれば

また一から始められる

そう言った

次の日

マネージャーが家にやって来た

そしてイヨンと別れた

ヘジュン:あー そんな

ホンナン:イヨンは自分が裏切ったと思っているけど

私が電話したの

マネージャーに

私って本当に

馬鹿でしょ?

(デパート入り口)

ヘジュン:ヨンシンさん

お誕生日おめでとうございます

なぜご存じで?

ありがとうございます

ヘジュン:今日は本当に忙しいんだ

イヨン:ごめんなさい

カット!オーケー!

監督:演技上手いな

イヨン:監督 リアルだったでしょう?

監督:よくやった

ホンナン:よかったよ

すごいリアル

イヨン:今日 何回死んだかしら?

そのうち死ぬ役ばかり来るんじゃない?

次のシーンは何?

スンジェ:転んで脳震盪に

イヨン:え~ 本当?

脳震盪って

そのあとは?

スンジェ:自然死です

(売り場)

ヘジュン:コンサートのチケットを買って下さい

10枚くらい

(ダヘの家)

ハンナ:ママ

おじさん 家出したのかと思ったら学校に来たのよ

ダヘ:え?

ハンナ:ハンバーガーを奢ってくれて

EXOのチケットを10枚もくれて

おじさん最高よ

ダヘ:そうだったの

ハンナ:おじさんは

パパが送ってくれた人みたい

(玄関)

ヘジュン:ただいま

ダヘ:今日もお疲れ様

水飲みに来たの

ヘジュン:疲れた

(回想)

ダヘ:今日もお疲れ様

ヨンス:疲れたよ

ヘジュン:この数日忙しくて 言うのを忘れてたけど

会いたかった

ダヘ:おやすみなさい

(台所)

ヘジュン:ハンナはずいぶん重くなって

太ったの それとも大きくなった?

ハンナ:レディに太ったなんて

ヘジュン:まだひよっこじゃないか レディはママくらいに大きくならないと

ハンナ:もういいわ さわらないで

ヘジュン:わかったよ お嬢さん

座ろう

ダヘ:お義父さん 食事にしましょう

父親:カンジャの餌がなくなったよ ヨンス

ヘジュン:はい 父さん

帰りに買って来ます

父親:俺は今 何て言った?

ハンナ:パパの名前を呼んだ

父親:ああ すまん つい癖で

歳を取るとな

ヘジュン:いえそんな

本当の息子みたいに思って下さい

僕も嬉しいです

おい、でも構いませんよ

(会議室)

秘書:一人はスキャンダルで騒がれて

もう一人はファッションショーを抜け出して

デパートの施設替えをして回り

お前たち何やってるるんだ

と仰っています

チャ社長:イ店長が大口たたいたように

売上げ130%アップ

または人員削減をしなければ

赤字を減らすことはできません

それが無理なら売却しかない

ヘジュン:売却は認めません

チャ社長:反対するばかりじゃなく 行動しないと

ヘジュン:人員削減すると言ったのに

チャ社長:契約社員を正社員にしただろう

予算を削減しろと言われたのに

ジフン:マッサージ・チェアー、ゲーム機、カラオケ、

サウナ 仮眠室、社員用コーヒーショップ 社員食堂無料開放

ヘジュン:今後、幹部の法人カードによる酒代の決済は禁止します

お金 沢山あるでしょ?

ここに書かれているのはごく一部です

この提案書の10分の1が実現するだけで

売上げの成果が見られます

チャ社長:イ店長 選挙にでも出るつもりか?

ヘジュン:高級マーケティングに使う予算を減らし

社員福祉に投資すれば

サービスの向上につながります

何ですか?

でたらめだと思いますか?

ええ これだけではだめです

まず先進のイメージを変えるべきです

歴史あるデパートのイメージが なぜ悪くなったのか?

なぜ 誰のせいで

どこにでもある 高級感では無理です

私たちには逆転のマーケテイングが必要です

話題性です!

そして前向きなイメージ

チャ社長:その逆転のマーケテイングとは何だ?

ヘジュン:グッドタイミング!

いい質問です!

先進デパートを再生する

唯一の攻撃的なマ-ケティング方法

ソン・イヨンさんをモデルに起用するのです

あれは何だ?

ヘジュン:最近 ソン・イヨンさんはソン・クラッシュと呼ばれ

我が社のターゲットである20代から50代の女性や

10代まで支持される話題の人

不人気から正義の女性に蘇った

逆転のアイコン

彼女が着た服はヒット商品となり

完売連続

ーソン・クラッシュ・ルックー

ヘジュン:この日彼女が来た衣類は 飛ぶように売れています

これらは何の広告もなしに

口コミで作られた結果です

チャ社長:イ店長!

ふざけているんですか?

ヘジュン:チャ社長!

ソン・イヨン

スキャンダル

自殺

先進デパートの関連検索語です

この否定的な烙印を拭い去ってくれる人は誰か

それはイヨンさんしかいません

常務:常識的に考え 離婚した前妻をモデルにするなんて
ヘジュン:仲が良い

子供の父母として信頼し合っている

チャ社長も

マスコミに そう言ってませんでしたか?

母子家庭でも 子供を媒介にした一つの家族です

彼女と先進のタッグは

和解と共存のイメージとして

この上ありません

チャ社長:この野郎 頭がおかしいのか!

秘書:ソン・イヨンをモデルとして連れて来い

と仰っています

チャ社長:父さん

常務:さすが会長です!

さすがです!

(車の中)

秘書:大丈夫ですか?

会長:出来そこないが

女一人忘れられず 馬鹿なことをしている

復縁でもして しっかりさせないとな

(売り場)

ホンナン:あー びっくりした!

スンジェ:説明しろ

俺にはこの子が男に見えるが

ギタク:どっからこの写真を

ホンナン:どこが?

私そのものじゃない

スンジェ:お前は本当に何者だ?

ホンナン:私だって

実は

いじったの

スンジェ: え?

ホンナン:顔をガラリと変えたの

あんまりよ

残酷ね

スンジェ:いやそんなつもりは

ホンナン:もう知らない 悪い人

イヨンには秘密よ

私のプライドが傷つくわ

(ヘジュン)

ヘジュン:兄弟がいたのか?

何で言わなかったんだ

ホンナン:幼い頃 病気で母さんが亡くなり

ただ一人の妹の安全のため

組に内緒で私を育てたのです

このセリフはでたらめじゃないの

ヘジュン:探さないのか?

ホンナン:胸にしまった奴を探してどうするの

どこかで ちゃんと生きているでしょう

あいつ ぶん殴る?

ヘジュン:いいよ!

またナナナナ~は やめてくれよ!

ジフン:ギタクさんには妹弟がいたんですね?

はい、時間は大丈夫です

いつお会いしましょうか?

ちょっとお待ち下さい

(エピローグ)

操縦士:そこで何してる?

本物のヘジュン:あなたは何者だ?

誰が送ったんだ?

ジェグクか?父さんか?

じゃなきゃXが?

あ、セクシーだ

操縦士:いいな~

第10話 終

 

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